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2015年1月期ベスト

 投稿者:美々庵  投稿日:2015年 6月27日(土)21時02分25秒
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  毎度のことながら遅れて申し訳ありません。投票します。

1位「デート~恋とはどんなものかしら」
杏のキャラ、恋愛ドラマの主人公もここまできたかという。
アスペルガー的、というのか、コミュニケーション障害というのか、
知能は優れていても、「心がない」と言われ続けてきた杏の生き難さ、
そういう彼女だからこその恋愛を描いて画期的。しかもコメディ。
正常な人より劣っているのだから、かわいそうなのだから、手をさしのべて
あげましょうという上から目線ではなくて、そのキャラクターのありのままを
受け止める。そのキャラと通じ合える回路を探っていく。
考えてみたら普通の恋愛でもそうかもしれない。
好きだからこそ、思い通りにならない相手の言動に「信じられない」「ありえない」と
傷つき、憤るのだから。
最後に現れて「恋愛とは苦しいものである」と言い置いて去った白石加代子。
あらかじめ異質な者どうしが、惹かれあい、もっと知りたいわかりあいたいと
じたばたするその面倒くさい営為そのものが恋愛の醍醐味なのだろうか。
多少変わっているとは思いつつ、娘を矯正しようとしたり、プレッシャーを
与えたりしないお父さん(松重豊)の在り方がとてもいいと思った。

2位「佐知とマユ」
門脇麦の存在感もさりながら、広瀬アリスが「誰?!」と思わせる演技で素晴らしい。
親から育児放棄され、10代でもう「終わってる」と本人も思うような境遇。
自分の責任ではないところで、圧倒的な負債を負わされている。
よく、親がいないとか貧しいとかを犯罪の言い訳にするな、それでも真面目に
生きている人が沢山いるのだから、と言われ、漠然とそうだよなあと思ってきたが、
そういう人たちの辛酸を改めて想った。
あたりまえだと思っていたことが、実はとてもラッキーだったということを。
ネグレクトするのも人なら、子供のために頑張って生きようとするのも人。
それでも、ちょっとしたことで、連鎖から脱する術はあるのではないか。
門脇麦がコンビニの子供を気に留めるように。広瀬アリスを見捨てないように。
ここに出てくる誰も、特別ではないと思わされた。

3位「問題の多いレストラン」
真木よう子が珍しく、影のない、人のいいまっすぐな役でかわいかった。ヘアスタイルも。
ドラマとはいえかなりドラマチックな嫌がらせだったが、現実はもっと見えにくい
ハラスメントが横行しているのではないだろうか。
男もやってるから女にも同じことを、ホラ平等だろ?みたいなおかしな理屈が
まかり通る、閉ざされた世界。そこには女への畏怖と憎悪が見える。
女性と男性の間に横たわる深い河。この作者の「理想の結婚」にも通じるテーマなのかも。

4位「流星ワゴン」
香川照之のチュウさんの「圧」に持っていかれた。
西島くんの問題あり妻子が、見ていてあまり同情できないしたたかなところもいい。
そりゃ西島くんにも家庭崩壊の責任はあるが、すべてではない。
それぞれにそうなった理由があると突き放しつつ、なおかつ、どんづまりになったら
逃げるのもアリ、と道を示す。
SF風の設定だが、チュウさんと吉岡くん父子の昭和感がそれを相殺していた。

5位「銭の戦争」
時々、草なぎ剛が何をしでかす気かしら・・・と怖く見えることが。
決してイケメンではないが、カッコいい時もカッコわるい時も予定調和でなく、
その人間として生きている気がした。

6位「ゴーストライター」
ふたりの立場がコロコロ入れ替わるのが見どころ。
ファッション、インテリア、登場人物、画面構成がスタイリッシュだったが、
その分、あっさりとした感じがした。
中谷美紀の内面の振幅、クリエイターの狂気をもっと掘り下げていたら・・・。

7位「残花繚乱」
これって「危険な関係」・・・?若村麻由美が美しくも怖ろしい人妻でありながら、
ちょっと愚かというか間抜けなところがあり、笑えた。自分の策にはまってみたり。
対する田中麗奈もやられっ放しではなく、感情移入はできないが、ドロドロの内容ながら
それほどのどす黒さはない。
そして、謎すぎる書道塾byピーター。ツッコミどころ満載で、お昼時に放送した方が
いいんじゃないかと思った。

8位「○○妻」
色んなヒガシが面白い。珍しく、ワル岩本多代が見られたのも楽しい。
でもやっぱり「家政婦のミタ」のインパクトには・・・。

9位「ウロボロス」
つい「ウラバラス」いや「ムロバラス」?に聞き入ってしまい、ドラマの内容が入ってこなくて
困った(笑)
彼らの母親がわりにして初恋にして永遠の恋人、広末が、優しいお姉さんの部分は
いいのだが、腕利き捜査官には見えなかった。
マンガっぽいというか、やられてもなかなか死なない、香港映画みたいなテイストは好きです。

10位「怪奇恋愛作戦」
常にヒザカックンされているみたいな脱力系ギャグの中、モンスターたちの悲哀が
印象に残る。フランケンシュタインの赤堀雅秋、吸血鬼の荻野目慶子、さすが。
そして中村メイコ!ドラマに出てくれるのですね!もっと彼女の演技が見たい。

<その他>
「山田孝之の東京都北区赤羽」
奇妙な味のドラマ?ドキュメンタリー?虚実入り乱れる、みたいな。
出てくる人たちが独特で、つい見てしまった。山田くん、歌もうまいなあ。
お姉さんたち、きれいだなあ。

「DOCTERS3」
それなりに面白くできていて感心しますが、もういいのではないでしょうか?

「まっしろ」
主人公が、そんなに軽い子に見えなかった。堀北真希ちゃんはそんな人じゃないもの(笑)


【新人賞】
広瀬アリス「佐知とマユ」瞠目する演技でした。
広瀬すず「学校のカイダン」キラキラしてました。
清野菜名「ウロボロス」小栗旬も絶賛の回し蹴りにしびれました。

【脚本賞】古沢良太「デート~恋とはどんなものかしら」
 湿気がないところがよいです。

【主題歌賞】「お兄ちゃん、ガチャ」
歌もダンスも好き。


以上、よろしくお願いします。


 
 
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